カッコイイとは

昨日は寒かったですね。日差しは春なのに、まだまだぬくぬくとはさせてくれません。

それでも走り回りたい息子たちと公園に遊びにいきました。
上の子は私とかくれんぼ、鬼ごっこ。下の子は妻と滑り台やら坂登りやら。
ベンチの脇にサッカーボールが転がっていたので、誰かの忘れ物かなと思いつつも下の子がそれで遊び始めてしまいました。
まぁ持ち主が取りに来たら、直ぐにスミマセンって返せばいいよねって。

しばらく遊んでいると、綺麗な緑色の自動車が公園の横に止まり、車のサイズに見合わないスラリと背が高い外国人の男性が降りてきました。そのボールは私が昨日忘れた物なんだ、とにこやかに妻に伝えていました。
すぐに妻が謝り、息子ももう少し遊びたそうでしたが渋々返そうとしていました。
「いいよいいよ。もっと遊びな。明日また取りに来るから遊び終わったら、その辺に置いといて」
もちろん申し訳ないので、返そうとするも満面の笑みでボールで遊びたいならもっと遊べ。
と、再び車に乗って帰ってしまいました。
帰り際にジェスチャーでありがとうございます。とする私に、
「あの子はいくつだ?」
「2歳です」
「じゃぁ、17年後にはサッカー選手だね!」
プッ!っと鳴らしてブーーンと行ってしまいました。

カッコイイ。
妻の目はハートになり、私は本日筋肉痛になりました。