選挙。浜松まつり。

桜、梅、もみじの可愛い新芽が鳥浜の庭を賑わし、仕事終わりには、散った桜に代わりダークスーツの新社会人たちがコンビニでビールを買う姿が満開です。
さて、鳥浜の前菜にも春から初夏に向けての食材が顔をだしてきました。

4月の前菜

春の吹き寄せ。 蕗の炒卵、わらび、鶏肉燻製、そら豆白和え
えんどう豆と蓴菜の茶碗蒸し。
蝦、えんどう豆、蓴菜、黒七味唐辛子
キジ漬け寿司。


統一地方選も終わりましたね。結婚し子供が生まれてようやく社会に興味を持ち出したという本当に情けない私ですが、私なりにも新聞やラジオで情報を収集して投票に行きました。
未来のことをどれだけ真剣、本気で考えているのか、市民県民の声を聞こうとしているのか、時間があれば事務所にお邪魔したいぐらいでした。
わくわくするような浜松市の未来像を熱く語る演説が聞きたかったな。

浜松まつりもあと数週間。SNSでは各町の会所開きの投稿が毎週あふれていますね。
私の子供の頃のまつりとは随分と様変わりしましたが、老若男女問わずまだアツイですね。早く凧あげがしたいです。

おまつりに関して子供ができてから色々と思うことがあります。
本来、浜松まつりはその年に生まれた長男の誕生を祝い、健やかな成長を町を上げて祈念するイベントが起源です。日中は初子さんの初凧を町内の若衆一丸となって揚げ、夜は初子宅でお祝いの練り、祈祷をします。これが滞りなく、盛大に執り行われれば、町としてその年のおまつりは成功となります。
ですが、今の浜松まつりってどうなんでしょうかね。浜松市への集客イベントになるのは僕は別にかまわないしむしろ歓迎しています。が、やりかたが不細工ですね。かっこ良くない。
観光客を集めたいならむしろ伝統を重んじ、特色をもっと強調するべきだと思うんですけどねぇ。
余談ですが、22時までに練を終わらせる。ってのには私は賛成です。
たまたままつり目的以外で浜松に泊まっている人の気持。想像してみてください。県外から浜松に移住し、ようやく赤ん坊を寝かしつけたところに。自宅介護で一生懸命頑張っている家族がいる。たとえ数日とはいえ夜中にドンドンピッピ。場所によっては早朝から。その人の立場を想像してみてください。22時でも寛容だなぁって思うぐらいですよ。これを伝統だからって思考停止していいことでしょうか?そんな奴は浜松に越してくるな?そんな夜中まで小さい初子さんのお祝いに時間がかかるの?浜松まつりとかこつけて騒ぎたいだけじゃない?今の浜松まつりはハロウィンハロウィンと馬鹿騒ぎする人と僕には区別がつきません。
主旨はなんなのか。なにがカッコイイのか。考えてみてはどうでしょうか。